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ぱらぱらと雨降る午後の街
道路に消える足音の証明
そこに眺めゆく物陰の三毛猫と
存在を消された消えゆく蒼い空
当たり前だっていうんだろう
それが何であろうと
そんなことさえわからずに
君が誰であろうと
影が望んだ未来が消えていた
深々と光の射す朝の校舎に
紅い空に消えゆく放課後の空
君の存在を確かめようと
雲一つ無い空に叫んでたんだ
当たり前だっていうんだろう
それが何であろうと
そんなことさえわからずに
君が誰であろうと
ただ出会えた事が一番の幸せ
遠い記憶に埋もれていた
それはあの日のかわらない約束
いつまでもあの頃が続くことが
輝く為の証明だったんだ
当たり前だっていうんだろう
それが何であろうと
そんなことさえわからずに
君が誰であろうと
僕らは必死に今日を生きてくんだ
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