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逃げても、逃げても捕られ絡み合う舌
くちゅくちゅと音が洩れる
「‥ん‥‥さく‥‥‥や、め‥‥っん、ん‥‥」
時折出来た透き間から抗議するものの
さらに深く合わされ何度も角度を変えられれば、言葉も紡ぎ出す事も出来ない
やっと解放された頃には、もぅ力なんて無いに等しい
「か、か、可愛い~!目潤んじゃって色っぽいね。」
ぐったりした俺をいい事に奴は、はだけられたシャツの中に手を潜り込ませてきた
肌を滑る様に撫でられたかと思えば、胸の突起をキュッと摘まれる
「っぁあ」
指の腹で輪郭をなぞられ、押しつぶされるとゾワゾワと肌が粟立ち感じた事ない快感が俺を襲う
なっ何で?!
女じゃねーのに!
「佐久間ぁ、やめ!‥‥あっ‥」
「うわぁ、すっげー敏感!もうピンッて立っちゃて、おいしそ~~」
そう言った佐久間は胸に顔を近づけ、舌で執拗に嘗めてきた
舌先でぐりぐりと押し当てられると、自分の意思とは関係なしにビクビクと身体が跳ねてしまう
「も‥や、めろって‥‥ふっ‥‥ぁ、ヘンに‥なる‥」
「‥‥春日ぁ、それって無意識?そんな事言われると止まんな~い。誘ってる様にしか見えないから」
何!
どこがどうして、そうなるんだぁーーー
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