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だいたい15分ぐらい経って、春日がお粥を手にして戻って来た
うわ~~、いい匂い
「わりィ、待たせた。人ん家って勝手が分かんねぇから手間取った」
「春日って料理出来るんだね」
「あぁ、うん。作るのも食べるのも好きだな。後、作った料理食べて貰うのも。美味しいって言ってもらえたら、めちゃくちゃ嬉しいし!」
あぁ~そんな無防備な笑顔で。
可愛いな~も~
「じゃ、じゃ~花嫁修行はバッチリなんだ!すぐにでも俺のお嫁さんに」
「やっぱ、やらねー」
「そんな、殺生な!ゴホッ‥ゴホッ、うぅぅ、春日の愛のお粥食べれなくて死んだら、とりついてやる」
「うげっ、うおぉぉいっ!冗談でもそんな事言うな!」
チッと舌打ちはあったけど、ほら食えと渡してくれる
あぁ、神様
今日という日をありがとう
いただきま~~す
「う、うめっ、すっげー旨い!春日ちゃん天才!」
「‥‥ん、ありがと‥」
照れながらも、嬉しい様子
そんな表情に見惚れてた俺は冷ますのを忘れてお粥を頬張ってしまった
「あ熱っ!」
「はッ、馬鹿だな。焦って食うからだよ」
「あちちちッ、舌、火傷した~。春日ちゃん、舐めて」
舌を出して、春日に近く
「ーーーッ!!‥の変態がっ!!」
ぐほっ
顔真っ赤にした春日のパンチを綺麗に頬に貰いつつも、お粥を零さず放さない俺って凄くね?
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