水も滴るいい男

5/6
前へ
/158ページ
次へ
即実行とばかりに佐久間は着ていたジャージにシャツ全て脱ぎ出し上半身裸 マジかよ~ こうやって改めて比べると、程よく筋肉が付き、引き締まった佐久間に対して、俺の貧弱さといったら またもや女子の方々から黄色い悲鳴が上がるのを聞いて、悲しくなってくる かたや周りの野郎共からは、やれー!いいぞーの嬉しくない応援 変態がじりじりとにじり寄ってくる 「お、俺寒くねぇから!なっ、佐久間。そろそろ着替えに行かないか?」 俺が涙ながらの説得を試みている時 「お前ら、何してんだ?」 声がした方を向けば、心強い友人、橘 橘だぁ!良かった、なんとか助けて貰えるとホッとした瞬間 「隙あり!」 「ぎゃッ!ぐわぁぁぁ、離れろ変態!キモいぃぃぃ」 「やっぱり、春日の肌スベスベしてて気持ちいい~。乳首かわい~」 俺の背後から覆いかぶさってきた しめたっとばかりに、手は至る所を撫で回す 「やめろーー!なっ!?ズボンに手を入れるなー!橘ぁ助けてくれっ!」 近くまで来た橘に腕を伸ばし助けを求める 「夏。お前いい加減にしとけ。こんな恰好だと春日が風邪引く。そうさせたいのか?」 そうだ!全くもってその通り!橘さん、ナイスです 「ぐっ、それはヤダ。」 渋々とはいった感じではあるが、なんとか解放 腕の中から出られた
/158ページ

最初のコメントを投稿しよう!

5551人が本棚に入れています
本棚に追加