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即実行とばかりに佐久間は着ていたジャージにシャツ全て脱ぎ出し上半身裸
マジかよ~
こうやって改めて比べると、程よく筋肉が付き、引き締まった佐久間に対して、俺の貧弱さといったら
またもや女子の方々から黄色い悲鳴が上がるのを聞いて、悲しくなってくる
かたや周りの野郎共からは、やれー!いいぞーの嬉しくない応援
変態がじりじりとにじり寄ってくる
「お、俺寒くねぇから!なっ、佐久間。そろそろ着替えに行かないか?」
俺が涙ながらの説得を試みている時
「お前ら、何してんだ?」
声がした方を向けば、心強い友人、橘
橘だぁ!良かった、なんとか助けて貰えるとホッとした瞬間
「隙あり!」
「ぎゃッ!ぐわぁぁぁ、離れろ変態!キモいぃぃぃ」
「やっぱり、春日の肌スベスベしてて気持ちいい~。乳首かわい~」
俺の背後から覆いかぶさってきた
しめたっとばかりに、手は至る所を撫で回す
「やめろーー!なっ!?ズボンに手を入れるなー!橘ぁ助けてくれっ!」
近くまで来た橘に腕を伸ばし助けを求める
「夏。お前いい加減にしとけ。こんな恰好だと春日が風邪引く。そうさせたいのか?」
そうだ!全くもってその通り!橘さん、ナイスです
「ぐっ、それはヤダ。」
渋々とはいった感じではあるが、なんとか解放
腕の中から出られた
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