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「春日ァ‥それって、それって……ヤキモチ?」
「へっ?な、何ィィィィィィィィィィ?
ち、ちげぇーーーーーー誰がヤキモチなんて」
「だって、俺が女の人といるのヤダったんでしょ?」
すっげー嬉しそうな顔で下に向いている俺の顔を覗き込んでくる
「ヤダってゆーか‥‥」
「ん?」
「イライラ?ムカムカ?~~ってそんな事より、付き合ってる人いるんだろーが!もう、俺にこんな事するなよ!」
「あ~~、無理!!だって俺には春日だけだし。それになんか勘違いしてるみたいだけど、あれ母さんだよ。」
母さん?
え、えぇーーー!!
驚き過ぎて佐久間をガン見
「忘れ物したから会社に届けろって人をこき使って、今度はそのお礼だって食事に引っ張られ。そんな所を春日は見たんだね」
うわぁ~~
いたたまれない、穴があったら入りてぇ
「んで?ホッとした?」
ニマニマと笑みを浮かべ顔を近づけてくる
「な、な、なんで俺がホッとするんだよ」
「じゃ~、質問変えるね。俺の事‥‥好き?」
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