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顔に影がかかる
佐久間の顔が近づき、同時に唇に柔らかい感触
それがだんだんと深い口付けに変わり始め
熱い舌が絡み合い吸い上げられ吐息が洩れる
「っん‥‥ん‥っんん‥」
舌が‥甘い‥‥
やっぱこいつのキス‥うますぎ
キス一つで翻弄させられ頭が朦朧としてくる
足がガクガクして、力が入らない
崩れないように佐久間の首に腕を回せば、より一層濃厚なものになる
いつの間にか壁に押し付けられ、俺の腰には佐久間の腕がしっかりと絡み付いていた
密着する腰
佐久間のモノと俺のモノが時折擦り合わされればビクンッと身体に奮えが走る
「あっ‥‥ん、ん‥っんあ‥」
快感にどっぷりと嵌まり
唇が離れた頃には息も絶え絶え腰砕け状態
そんな俺を見て満足気な佐久間‥だが奴は、忘れちゃいけねー変態だったという事を!
「春日ちゃん、可愛い~!!もぅ俺、我慢しないから。今から俺ん家行こっ!春日としたい」
「な゙っ!」
奴の言葉を聞いて愕然とする
「一緒にキモチ良くなろ!」
「まままま待て~~~~!俺はうん!って言ってねぇー。離せ、馬鹿!」
「大丈夫。俺に任せて、勉強済みだし!いっーーぱい、イかせてあげるから!う~っんと幸せになろ~ね!」
いやだぁぁぁぁぁぁぁぁぁ
力が入らない俺をいとも簡単に捕らえ、抵抗空しく変態の巣窟へ連れて行かれる俺だった
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