変態はやっぱり変態

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‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ‥‥‥‥‥‥‥ 暖けーなー‥ 触れた所からじんわりと感じる温もりが心地良い すっぽりと包み込んでくれている熱に安心する もっとその暖かさを感じたくて擦り寄ると ん? 何だこれ? 触れているものに対する違和感 まだ半分寝ている頭を働かせ目を開けてみた 一番最初に見えたもの それは ほどよくついた筋肉? 厚みのある胸板? えっと‥‥ 視線を上へと見上げてみれば 「!!!!!!!!!!」 あ゙あ゙あ゙ーーーーー 気持ち良さそうに眠っている佐久間を見た瞬間 俺らがしてしまった事の数々が目まぐるしく脳裏に映し出す やべぇ、ハズい!まじヤベェだろ! 成り行きとはいえ俺、最後まで‥‥‥ いっちまったぁぁぁぁ!! 善かった、善くなかったかと言われれば ぶっ飛ぶほど感じた 感じまくって声が止まんねぇし、中擦られたらハンパなくキモチイイ ~~って何俺思ってるんだよ! 恥ずかしさの余り佐久間から距離を取る為身体を動かすと 「~~~~~~~っ!!」 声にならない悲鳴とはこの事 全身筋肉痛の様な痛みが俺を貫いた マジかよ、特に腰‥ それでも、身体をにじり佐久間の腕から脱出した俺は自分を褒めてやろう けど、ホッとしてベッドの端に手をついたのがいけなかった ズルッと滑ったかと思えば身体が傾く ヤバッ 必死にベッドにあるタオルケットを掴むが重力には勝てず 「どわぁっ!~~~~ッ、いっってーー!!」 床に落ちた 俺の馬鹿
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