2/3
前へ
/3ページ
次へ
side.U 「………最悪…。」 ベッドの脇のサイドテーブルにある時計を見て、溜め息を一つ。 今日はせっかくのオフだし、朝から出掛けようとか思ってたのに。 時計の針がカチッと微かな音を立て、3時になったことを告げる。 思わず時計を睨みつけて、重たい体を起こし、リビングへ。 ニュースばかりのテレビにイラっとしてスイッチを切り、リモコンを乱暴に置いた。 ふと、ケータイに目をやると、メール受信を知らせるライトが光っていた。
/3ページ

最初のコメントを投稿しよう!

155人が本棚に入れています
本棚に追加