もぅ 信じれなぃ…

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⑯時⑤⑤分……o 唯は⑤分早くに着いたo 何から話たら良いかなぁo 気まずくなったらどうしよぅ……o 頭の中は瞬でいっぱいo 嫌われたくない……o ずっと一緒にいたい……o 心の中で何回も叫んだo 何回も……何回も………o 瞬:「………唯…」 瞬が来た……o 何故か麻衣子も一緒に……o 唯は動揺を隠せない……o 瞬:「呼び出してごめんな……どうしてもお前に話さなきゃいけないコトがあってさぁ………」 重い空気が③人を包む……o 唯:「……何…!?話って……」 唯はおもいきって聞いたo 瞬:「……うん……あのさ…俺と別れてほしいんだ……」 唯は瞬きを忘れたo 唯:「…えっ……冗談でしょ…!?」 信じたくない……o そんなの信じたくない……o 嘘って言って……嘘って言ってょ……o 瞬:「冗談じゃないよ…本気……」 唯:「なんで!??理由言ってょ……あたしダメなトコ全部直すから……」 瞬:「………唯はそのままで良いよ…」 唯:「…じゃぁなんで…!??」 唯は溢れそうになっている涙を必死に堪えたo 瞬:「……実は…麻衣子が好きなんだ……」 唯:「……えっ……」 唯は固まったo 瞬:「……それと…麻衣子のお腹に…俺の子がいるんだ……」 唯は頭の中が真っ白になった……o 何も考えれない……o  唯:「……何ヵ月…!??」 そんな頭で…やっと出た言葉だった……o 麻衣子:「………④ヶ月…」 唯:「……産むの…!?」 麻衣子:「……うん…産んで育てる……」 唯:「…簡単なコトじゃないの…わかってるよねぇ……!?」 麻衣子:「……あたし…大学諦める…諦めてこの子のママになる…」 唯は…麻衣子が本気なんだと悟ったo 瞬も…決まっていた専門学校を諦めて就職するらしい…o そして……o 唯は……瞬を諦めたo 皆、それぞれ何か諦めて……o 唯の初恋……o この恋の結末がこうなろうとは……o 誰も予測していなかっただろう……o この後のコトはあまり記憶がない……o ただ…気付くと………o 唯は走り出していた……o
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