禁忌の者

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「――やっぱりあそこか……。イル!行くぞ!」 「は~い!!」 2人が行こうとした瞬間マスターが2人にいった。 「後、噂ではそこにNo.640 のムシカがいるらしいから気をつけろよ!!」 「「!!!?」」 その言葉で2人は立ち止まったがまた歩き出した。 そして町の外に出て少し経った所でイルがエイザに言った。 「――ねぇ、エイザ。さっきのマスターが言ってたの……」 「それは俺も気になってた事だ……。でも違うだろうな……」 「だろうなじゃなくて絶対に違うよ!!」 「分かってるからもう言うな!!ほら!見えたぞ!!」 エイザは研究所の近くで立ち止まった。 「――行くぞ」 2人は研究所の中に入っていった。 その様子を不気味なメガネの男がモニターでみていた。 「――また来たね……。さぁお前ら。行っておいで」 男の命令で暗闇の中でたくさんの物が動いた。 一方エイザ達は一つ一つ部屋を見ていっていた。
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