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イルはその中の一つの機械に触れながら呟いた。
「――まだ機能してる……。誰か人がいるみたいだね……」
「あぁ。だからこいつらが出てきたんだろ……?」
エイザは出入り口の方を向きながら言った。そこには様々なキメラがいた。
「すごい種類だね……」
「――ん?あのタイプのキメラは……?」
エイザは一匹のキメラに目をやった。
そのキメラは顔はライオンだが背に鴉の羽があり、尻尾は魚の尾のような物が付いていた。
「――あのタイプのキメラは確か[リエンズ=タクロス]のキメラだよね……?」
「あぁ。あいつ生きてたんだな……」
「さっさと終わらせよ!!」
「分かってるよ!!」
2人はキメラをどんどん倒していった。しばらく経つと2人以外にその場に立っていた。
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