船の中の大事件

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他の鮫が死んだのが不幸ちゅうのさいわいだった。 ホホジロザメなんか、倒せるか? まず、僕が突っ込んで、パイプを刺した。 だがその手で簡単に弾かれた。 もう一度刺しに行った。 そして弾かれた。 弱点はないのか。 ブス。 雪水が、刺していた。 全部作戦だった。 まず僕が突っ込んで戦う。 倒せるなら倒す。 倒せそうになかったら、雪水が、不意打ちを仕掛ける。 戦争は終わった。 船長が来た。 「やっとこれた。あれ?ホホジロザメ倒したの?」 あれ? 何で知っているんだ? 僕が殺したのがホホジロザメだって。 その瞬間。 頭に閃光が走った。 玉城と雪水に伝えた。 気付いたことを。 雪水が船長に伝えた。 「犯人。貴方ですね。水中生物陸上生活適合ウィルスを鮫に与えたのは。」 それだけで分かったようだ。 「すごいな。君達は。今後会うことがあるだろうし教えておくよ。僕の名前はミック・ティキ。よろしく。」 そういうとティキは、船から海に飛び込み逃げた。 「何者なの?ミスターティキは。」 玉城は不安げな顔を崩さない。 「何を考えているかわからない。ティキは敵なんだよな。」 敵か・・・。 ファンタジーの世界になってきたな。 ボー。 汽笛がなる。 港に着いた。 香川県についた。 ここから、徳島→高知→オーストラリアにいくのだ。 オーストラリアに、病院がある。 ティキも不気味だが今は無視だ。 目指すはオーストラリア。
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