第四章

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一発の銃声が鳴り響き…ホテルの一室で男が倒れた…。 「ミッションコンプリート。よくやってくれた…さすがだな…スナイパーウルフ…」 通信機を手にとり応答する。 「当然よ…」 現場から2km離れたビルを降り私は車に乗り込みその場から離れた…。 私の名はスナイパーウルフ…。 裏の世界ではその名を知らぬ者はいない傭兵…。 勿論この名はコードネームであり私の本名を知る者もいない…。 あの事件から5年…。 私は裏の世界に足を踏み入れた…。 ミッション達成率100%。 スナイパーとして有名になった…。 生きる目的もなくただ仕事をこなす…。 虚しい毎日だった。
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