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車で40kmほど走りホテルの一室に到着した。
ドアを開けると依頼人が待っていた。
「よくやってくれた。これが報酬だ。」
私はアタッシュケースの中身を確認すると黙って部屋を出ようとした時…。
「まぁ待て。君にお客さんだ…。」
隣のドアから見た事のある男が出てきた…。
「噂は聞いてるよ。ぜひ君を雇いたいのだが…。」
「あら…。貴方は確かスレイン…。テロ組織のリーダー様自ら来てどのような依頼かしら?悪いけどテロなんてくだらない組織に属するつもりはないわ…。残念だったわね…。」
私は踵を返し部屋を出ようとした…。
スレインは書類を差し出して口を開いた…。
「これを見てからでも遅くはないと思うが…。君は興味を持ってくれるはずさ。標的は白い家だ…。」
私の足が止まった…。
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