第四章

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車で40kmほど走りホテルの一室に到着した。 ドアを開けると依頼人が待っていた。 「よくやってくれた。これが報酬だ。」 私はアタッシュケースの中身を確認すると黙って部屋を出ようとした時…。 「まぁ待て。君にお客さんだ…。」 隣のドアから見た事のある男が出てきた…。 「噂は聞いてるよ。ぜひ君を雇いたいのだが…。」 「あら…。貴方は確かスレイン…。テロ組織のリーダー様自ら来てどのような依頼かしら?悪いけどテロなんてくだらない組織に属するつもりはないわ…。残念だったわね…。」 私は踵を返し部屋を出ようとした…。 スレインは書類を差し出して口を開いた…。 「これを見てからでも遅くはないと思うが…。君は興味を持ってくれるはずさ。標的は白い家だ…。」 私の足が止まった…。
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