第四章

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スレインの手腕は大した者だった。 計画の場所もここ極寒の地シベリア。 人が誰も入る事が出来ない山奥に建てられた基地には雇った傭兵やテロ組織の人間が約400人で24時間監視体制に入っている…。 新兵器開発には万全だ。 しかも途中に物資の流れからか…白い家から軍を動かすと警告が来たがスレインは5年前に使った核と周辺の村を壊滅させた事を公表すると逆に脅し返してしまった…。 おかげで白い家もこちらを公に攻撃できなくなり、さらに私達の計画は確実なものとなった…。 おまけに私を含め3名の腕利きの用心棒を雇って少数隠密部隊による工作に対しても万全だった。
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