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ピンッ!
吹雪の中…トッドに銃を構えた私の耳に何かが外れる音が入ってきた。
この音は…手榴弾!!マズい!
私は後方へ跳び直撃は免れたが…
ドゴォォォン!!
爆風で飛ばさてしまった。
雪がクッションになりダメージは…無い!
「大丈夫か!?トッド!」
「眞人!あぁ…助かった…。気をつけろ。ただのスナイパーじゃないぞ…」
「よし…俺にまかせろ!」
二人のやり取りが聞こえた後、眞人という兵士が銃を撃ちながら近づいてきた。
正確な射撃と度胸の良さ…。
そして状況判断も的確だ…。
こういう相手が一番厄介ね…。
「よくゲインを倒せたわね!」
私が声をかけても眞人は着実に近づきながら
「おとなしく投降すれば命までは奪わない!」
揺さぶりも効かないか…。
真っ向勝負しかないけど私には勝てないわね…。
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