第四章

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トッドが近くに寄り何か喋ってるようだが…。 吹雪にかき消されて聞こえないわよ…。 トッドは私の体をそっと置きその場から去っていった…。 寒い…。なんて寒いのだろう…。 視界も真っ暗になり私は死を受け入れた…。 そういえば…。 5年前のあの時もこんな寒い日だったわね…。 ごめんね…。貴方の仇は取れなかった…。 ごめんね…セアト…。 ミアサ…。お姉ちゃん何もしてあげられなかったね…。ごめんね…。
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