第四章

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「ヴァルキュリアの血だよ。さすがに妖魔にすると目覚めるまで時間かかるしね」 「身体能力も強化されてるわ…。私も人間離れしてきたのね…フフっ」 笑い事では無いのかもしれない…。 それでもセアトに再び出会えた事が嬉しかった…。 「ねぇセアト。計画は進んでるの?」 妖魔の力がどれほどなのかは分からないがセアトの事だから…大丈夫だと思うが一応聞いてみた。 セアトは顔をしかめながら… 「うーん…それぞれの属性を完全に融合させて爆発させればいいんだけど…少しでも分量にズレがあるとただの破壊にしかならないから生命が誕生する可能性があるんだよね…。無にするには調整が大事なんだけど今の私は元は普通の人間だし全てを知る力が無いから難しいんだよね…」
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