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ザァー…。
雨が降りしきる中…。
隊長が呟いた…。
「お前達…ここまできたら命は無いようなものと思え…。」
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僕だけじゃない…みんな不思議な顔をしていた…。
その時、仲間の一人がこういったんだ…。
「相手は一人なんだろ?俺達は10人もいるんだぜ?余裕だろ!俺が賞金もらっちまうぜ!」
不思議そうな顔をしてた皆も一同に頷いた。
…………。
しばらくの沈黙の後に隊長が口を開いた…。
「実は俺達が来る前に8000人で攻め込んだ部隊からの連絡が全て途絶えたんだ…」
「ハァ?オッサン何いってんの?8000人とかうそくせぇ(笑)」
みんな信じられる訳がない…。僕も気にはなったが信じなかった…。
その時、隊長が呟いたのを僕は聞いていた…。
「本国はアレを使うだろう…どれだけ夢だったらよかった事か…」
しかし、その後僕は嫌というほど思い知らされる事になる…。
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