人生最大の誤算と大悪魔

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「遅れて悪かった。ついでにこの話、断る」  真一の一言に部屋の空気がピシッと凍った。  そして香茅に視線が集中する。 「真一。隣りの子は誰かしら?」 「俺の彼女だよ。姉さん」  真一に“姉さん”と呼ばれた美女は「まぁ」と感嘆の声を漏らす。  口元が何故か怪しく吊り上がっていた。
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