肌色と包帯とチーズケーキで呼び出し

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グワングワンする頭痛に少し苛立ちながら、重たい頭を下に向けると隣の子の上履きと私の上履きのラインの色が同じ事に気づいた。二年生同士じゃん。でも一学年10クラスもあると、二年生になったって知らない生徒は知ってる生徒以上に居るのは当たり前だ。細くて白い脚。あたしも一応ダイエットとか美白とか色々やってるけど余裕で負けだな…。赤茶色のロングヘアが肘の辺りまでかかってる。そういやさっきこっちを向いた時の顔、すっごい可愛かった！横目でちらちら見回しながらそんなこと思っていたのだが、その子の異変に気づいてドキッとした。

制服の水色のブラウスの左手首袖から淡いピンク色の傷跡が見えたからだ。