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そしてゆかりの家にまず着く。
「じゃあ!諸君☆また明日♪♪」
「おぅ~またなぁ。」
「ゆかりちゃんまたね!」
ゆかりの姿は家のドアに吸い込まれるように消えていった。
そして次は俺の家に向かう。
「なぁ、翔太。」
「ん?なんだよ。」
「甲子園…絶対行けよな。」
「…お前もな。」
「俺は無理だわ…。」
「なんで!?」
「ハッキリとは言えねぇが何か俺に起こるような気がする。」
「気のせいだろ。お前バカだから。」
「あぁ…本当に俺がバカだったらいいな。」
いつもと違う翼の表情。
本当に翼に何かが起ころうとしてるのか??
そうも考えてるうちに俺の家に着いた。
「翼。」
「あん?」
「あんまり悩みすぎるなよ。」
「分かってるよ。お前もな。」
「…?」
「ゆかりちゃん…。」
「ゆかりがどうしたんだよ。」
「好きなんだろ?ゆかりちゃんの事。」
「……………」
「練習してる時のお前見てたら分かるよ。」
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