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その後は、両親と三人でずっとテレビを見てた。
17時30になるとチャンネルを変えて、しばらくすると、ん?何か聞いたことある軽快な音楽だ…と思い、今まで携帯をいじくってたのを止めテレビを見ると…やはり。
そう、軽快な音楽の正体は「笑点」だった。そか、今日は日曜か…毎日病院にいるから今日が何曜日なんてどうでもよくなってたからな…「とにかく早くここを出たい」その一心だったからだ。
笑点が終わると、親父は、直ぐにチャンネルを変える。今度は「ちびまる子ちゃん」が入ったのだった。私は「長いな、ちびまる子ちゃんも何年やってるのだ?」と思いつつ、ちびまる子ちゃんを見た…いや、見入ったと言った方が正しいな。
ちびまる子ちゃんが終わると相変わらず早い晩飯の登場だ。私は、ゆっくり食べる事が出来ないので、晩飯も早めに食べ終わった。
その後、親は「じゃあ、また明日来るからね」と言って病室を後にした。
私は、特にやることが無くなったので、携帯をいじくりながら歌を聞いて暇潰しをして、日記を書いて、長かった私の1日が終わった。
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