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「お前、今、ちょ~ヒドイこと考えてないか?」
隆文は眉を潜めて雪花に聞いた。
「・・・そんなわけないじゃないですか・・・」
雪花はさっきまで驚いていた顔を治し、真面目な顔をして答えた。
「なら、別にいいけど・・・」
隆文はそう言いながら外を見た。
「おっ、そろそろ着くぞぉ♪」
優哉は子供のようにはしゃぐ・・・
兄さん・・・
居た堪らないわね・・・
雪花は優哉に冷たい視線を送った。
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