夏休み・前編

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「まぁ、いいや・・・隆文がライバルじゃないってことがわかったから。」 「はっ!?」 「俺ねぇ・・・雪花の事が好きなんだ。」 ドクン!! 「そ、それは兄妹として?」 「いや、異性として・・・」 モヤモヤ・・・ 「へ、へぇ・・・」 「俺たちさぁ、本当の兄妹じゃない。だから異性として見てもいいかなって・・・」 モヤモヤ・・・ 「ふ~ん・・・」 「あっ、噂をすればなんたら・・・」 そう言った優哉の指差した所を見た。 ドキン!! か、可愛えぇ・・・ 隆文は自分でも顔が赤くなるのを感じながら雪花に見とれている。
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