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まき絵「ネギ君!」
裕奈「要くん!」
この時、3-Aの面々の目には二人が救世主に見えたとか何とか‥‥
それもそのはず。麻帆良祭三日前にして現在の完成度はよく見積もってもせいぜい50%。
残り三日では間に合わないこと請け合いである。
だからこそ、彼女達には二人が加わることが何よりの助けなのであろう。
ネギはまだ幼いこともあって簡単な色塗りなどしかできないが、それでも猫の手も借りたいぐらいの現状では大助かり。
反対に要も唯一の男子として力仕事を一手に引き受け、仕事の進行に一役買っていた。
裕奈「ヤバイよ、ネギくーんっ!」
亜子「間に合わへんっ」
まき絵「ネギ君、手伝ってくれないーっ!?」
明日菜「要ーっ!アンタも荷物そこらへんに置いてこっち手伝って!」
入った途端の要求にネギと要はそれぞれ苦笑をうかべて互いを見た後、二つ返事で返してそれぞれの仕事に就くのだった。
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