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その後、朝倉に対する面々の不満も余所にネギの麻帆良祭三日間のスケジュールは着々と埋まっていた。
カモ「いやぁ、のんびりできるかと思ってたけど結構行く所が多くなってきたな。これ全部回るのは大変だぜ兄貴」
この日のクラス内の準備作業も終了し、特に部活での催しがない要と朝倉、明日菜はネギと一緒に学園内にある広場へと来ていた。
そして、先のカモミールの言葉はネギのスケジュールを見ての一言である。
朝倉「まぁ、三日もあるし大丈夫だよ‥‥それより問題なのは‥‥」
朝倉はそこまで言うと苦笑を浮かべながら隣にいる黒髪の少年に目を移す。
そして、それに続いてネギと明日菜も見遣る。
そこには両手に手紙やらチケットなどが大量に入った袋を持ち、さらに袋に入らない分を抱えている要がいた。
明日菜「アンタ、それどーすんの?」
要「逆に俺が聞きたい‥」
朝倉「ま、まぁ三日もあるし大丈夫だよ‥きっと」
ネギの時と同様な声をかけるも流石の彼女もこの時ばかりは表情を引き攣らせるのだった。
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