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少し進むと激しい目眩がしてフラついてしまった
「平気か?綺羅季!」
「うん…多分あの辺りに霊が居ると思う…」
「わかった。」
さらに進むと何処からともなく声が聞こえた。
『ククク…ヨクキタナニンゲン…オマエラノイノチハココデツキルノダ』
黒いモヤみたいのが現れた。
「光術!零式!」
緋月が叫んで札を飛ばす
『グァァッ』
見事モヤを捕えたが、
『ククク…ワレヲオコラセタナ。』
そういうとモヤは中心に集束して固まり、人の形に実体化した
「風来の清浄風!」
緋月は巫女のように舞を舞った。
『キカンナァ』
「清浄血刃!」
血色の刃を黒人に飛ばすとドス黒い血が溢れた
『ガ…チガ、チガァ!』
「追撃!清浄の鎌!」
ザクッと鎌が食い込みずたずたに切れる。
『ギャアァ!』
緋月は尚も切り続ける
『グッ…ガッ…アァァァッ!』
黒人の身体は切り裂かれ肉塊などが転がり辺りにドス黒い血が飛び散っていた
緋月は懐から扇を取り出して
「清浄扇!」
「眠れる地へ還れ!眠れる魂!」
『ウァァッ…!』
黒塊は消滅した。
「綺羅季、行こ。」
「うん…(正直言うと緋月怖かった)」
またたくまに2人は進む
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