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夜天はなんとかその衝動を抑えながら、うさぎに問う。
「火野達には言えない事?」
うさぎは少し間を置いてから、ゆっくりと首を左右に振る。
「そうじゃないの。唯・・・・自分の事が分かんなくて・・・・」
夜天は何も言わず唯、静かに聞いていた。
「この地球-ホシ-に平和が戻って、レイちゃん達やはるかさん達も私の側にいて、幸せなのに・・・・・・」
まもちゃんが隣にいるのに・・・・何でかな・・・・
頭の中は何時も
夜天君・・・・・・
貴方の事ばかりなの
「・・・・月野?」
「へ?あ、あれ;?ごめん、もしかして私、自分の世界に入ってた?」
「おもいっきりね」
「ごめん;」
頬を掻きながら、うさぎは話を続ける。
「でもね、この前・・・・あ~、丁度夜天君達がこの星に来た日の夜にね。・・・・ルナに言われたんだ」
「ルナに?」
「うん、私の中で答えが見つからないなら今はそれでいいって、ゆっくり答えを探していけばいいって。何時もの・・・・私らしく」
「ふ~ん・・・・で、答えは見つかった?」
「・・・・まだ、見つかってない。だから、ゆっくり答えをだそうかなって」
「いいんじゃない?見つかるよ、月野なら・・・・」
「ありがとう、夜天君」
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