゚+.4月12日。*・

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ぎゅっとタオルを握りしめて、顔を上げ間宮くんを見る。 「ん??どしたの??」 それに気付いた間宮くんはこてんと首を傾げた。 かっ…可愛いなこんにゃろーっ!! 「あ、の、」 早鐘を打つ心臓と熱くなる頬。 ぎゅっと目をつむった。 「……ッありぎゃと!!」 「……………」 ………………噛んじゃったよぉぉぉ!! 「ありぎゃと」ってなんだよ!?なに!?ぎゃって!!普通噛まないよ!!  ああっ!本当もう最悪…っ 恥ずかしくて俯いていると、 「…………ぷっ」 声を殺したような小さな笑い声が聞こえた。 …間宮くん、絶対笑ってる。 ちらりと見れば、必死に笑いを堪えている間宮くんの姿が。 「あ、の…間宮くん…??」 「ぶっ…ごっごめ…っハハ!なんてゆーか…!」 笑いすぎだよ。
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