゚+.4月12日。*・

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「はぁ~っ重…」 抱えていた数十本のボトルを水道に勢いよく置いた。 ガタガタガタガタ―― 雪崩のごとく音をたて崩れていくボトルの山。 それを見て思わずため息を漏らす私。 ……私、この仕事で一番嫌いなのこれだわ。 「って…もうすぐ試合終わっちゃう」 早く作んなきゃ。 ボトルを持ち、水道の蛇口をひねったとき。 「あ、日比谷だ」 ガタガタ―――ッ!! ジャァァ―――ッ 思わず、持っていたボトルを勢い良く落とし、思い切り蛇口をひねってしまった。 「水出過ぎじゃない??」 「はいっ!い、今止めま―、ぶ…!冷た…!?」 慌てすぎて止めるはずの水を逆に、しかも私めがけて勢い良く放出してまった。 は、鼻に水が……。
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