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ななななんで……
なんで間宮くんが…!?
最悪最悪最悪!!なんでいるの!?いや、ちょびっと嬉しいけど!!
変なとこ見られたぁぁぁ!!
「え、だ、大丈夫??」
「…!だだ大丈夫っス!」
どこの体育会系だよ私。
間宮くんはというと小さく吹き出して、これから来る笑いという名の波を必死に堪えている様だった。
すんごく恥ずかしいんですけど、その顔にすんごくときめきます…ッ!
「ん」
「うわ…っ」
突然頭にかぶせられたタオルに目の前が暗くなった。
あたふたとタオルを手に取って間宮くんを見ると、歯をニッと出して彼は笑った。
「使って。ちょっと汗臭いかもしんないけど」
とくん――…
心臓が今までで一番大きく波打った。身体中の体温は急上昇。
か、
神さまぁぁぁぁ――っ!!
やばい…!!嬉しすぎて魂抜けそう…!!
てかその顔は反則でしょお兄さん!!
ああっそうだ!お礼…お礼言わなきゃ…っ!
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