不可能なんか蹴散らしましょう

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「は、ははぁん。私がナンバーワンになって嫉妬してるんだな!あっはは気にしなくていいじゃんオンリーワンでいいじゃないかあっはは」 私は嫌だけどね。やるからには全部一番になりたい質だよ私は。 だからこそ私は伝説を常に更新するのだから!かっこよく言うとレジェンド。 「そんなこと言っちゃって、日森さんはオンリーワンにはなりたくない質だろ?」 「うぬぬ…」 「今までずっと定位置だったのがいきなり取られたら誰だって気になるってモンでしょう」 …ん?今までずっと定位置だった? …てことは…コイツが、先生と晴子が言ってた、毎回トップだったっていう… 「き…き…き…、き…、えー…あ…き…アレ」 「岸波。岸波遂ね。悔しいな眼中ナシか」 「いやぁ。はっは」 「照れるようなこと言ってないからね」 スパンと言い放たれた私は気恥ずかしさに岸波…君を直視出来ずにチラチラと辺りを見回している。 うわちゃー恥ずかしいなー。
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