俺は?

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  ヤベっ!!遅刻じゃん! ん!?あぁ、今日は祝日だから学校は休みだったな… 一瞬マジで焦ったし。 今は何時なんだ? 9時か。今日は特に予定が無いし、もう少し寝てようかな… ちょっ…ちょっと待て。 何か変だぞ? 時計がめっちゃデカイじゃないか。 いや、違う。 この部屋の全ての物がデカイ。 枕も、飲みかけのジュースの缶も、雑誌も… ってか、部屋が広くなってる! 俺が寝てる間に改装でもしたのか? トン…トン…トン 誰かが部屋に近付いてくる足音がする。 とにかく何があったのか聞いてみよう。 「あら~タマおはよう。こっちにいらっしゃい」 タマ!?お母さんは何を言ってるんだ? 俺は圭司だ。 ってか、やっぱりデカイ。 お母さんが怪獣みたいにデカイではないか。 もしかして俺は小さくなったのか? 例えばヌイグルミぐらいの大きさになったんなら全てが納得できるし。 お母さんの手が俺に近付き、俺を抱き抱える。     いくら俺が中学生でもこう軽々は持ち上げられないだろ!?   やっぱり俺は… 俺はお母さんに抱き抱えられたまま、リビングに連れていかれた。  
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