妖精の異変

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『あれは、たしかに自爆しようとしていた』 先程の場面を思い返し疑問を持った なぜなら妖精は、自爆する魔法は存在しないからである 「ご主人様ー、この妖精達は、何で攻撃してきたのー?」 ソルは、疑問に思ったことを聞いてみる 「それは、操られていたからだよ。でも、妖精に魔法は、効果が無いだろ。だから、別にあるだろうと思って探していたらこれを見つけたんだよ」 右手を開くとそこには、見えないくらいの細い糸があった 「これが、妖精達の頭から伸びていたから斬ってみた」 「さすがご主人様ー。目が良いんだー」 自分の事のように喜ぶソルを見て笑顔でいるが、内心穏やかではなかった 『一体なにが・・・・』
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