妖精の異変

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周りのオーラが、少しづつ消えていき逆に黒い檻がソルを囲む 「自分の魔力で、拘束されるのはキツいだろ」 「こ・ろす」 ジタバタするのを止め、魔力を内に溜め始める 「自爆する気か!?」  いち早く気付いたソウキは、両手を地面に付けると新たに力を流し始めた 「【光・千縛籠】」 ソルを束縛した黒い手に白い手も交ざり始めると、ソルの魔力が一気に無くなり始めた 「ち・ちから・が・」 魔力を吸い続けられたソルは、ついに地面に落ちていく 完全に拘束されたソルを受け取り抱えながら全身を調べ始めた
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