ナミ

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眼前には広く広く、蒼く蒼く果ての無い青が広がっている 静かに聞こえる漣(さざなみ)は私の胸に染みてくる 喉を鳴らす小さな生命の囀り(さえずり)は心地良く聞こえる 広く限り無いこの自由をナミはどこまで旅をするのだろう ここで会ったナミにはもう二度と会えない それでもナミは旅を続けるのだ。 それがナミなのだから。
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