巻ノ一 『始まり』

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<飯屋『超包子』> 語りべ≫ 『ここは飯屋『超包子』 江戸の人には 大人気な店で 城のお殿様や お姫様にも 大好評であります』 一人の侍が 暖簾を潜る 刹那≫ 『五月女将 いつもの頼むよ』 五月≫ 『あっ刹那さん いらっしゃい 待って下さいね』 奥に入る そして店員が水を出す 刹那≫ 『すまないな超殿 どうだい? もう慣れたかい?』 超≫ 『ハイね~ 五月女将さんと 働いて とても楽しいヨ😃』 刹那≫ 『それはよかった』 すると外で ハルナ≫ 『てぃへんだ❗ てぃへんだ❗ 雪広城の姫君 あやか姫が さらわれたとよ てぃへんだ❗ てぃへんだ~❗』 新聞をばらまきながら 走り去った 刹那≫ 『またか…』 超≫ 『最近あちこちの お城の姫や 街の若い娘が さらわれる事件が 多いヨ』 五月≫ 『この間は 着物屋の三姉妹が さらわれたし』 刹那≫ 『美砂に桜子に円か』 超≫ 『その前は なぜか貧乏暮らしの まき絵って娘も さらわれたらしいネ』 刹那≫ 『これは… 何かあるな…う~ん』 語りべ≫ 『考える刹那 だがその夜 またもや事件が』
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