捕らえた魚
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(あぁ、あぁ、主様。捕らえられた以上、私はあなた様のもの。 しからば、私を召し上がれまするか。それならばどうか後生です。その、水の入った瓶に、私の体を入れることお許しいただけないでしょうか) 魚の身体は、未だに釣糸からぶら下がったままだった。 水瓶に入れてくれ、と魚は訴えたが、男は魚の美しい声に、ますます酔いしれるばかりであった。
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