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「あ、あなた……これが割れるってことは、今の時点ですでに黄金の旋律に入れるだけの魔力を持っているってことよ!!?」
ニアは興奮しながらシオンに伝える。
しかしシオンは『どうでもいい』と言いたげに頭を掻いている。
「いや、興味ないんで」
↑元黄金の旋律の一番隊・隊長。
「クラスはSでいい?」
「え、ええ、勿論よ」
ニアは黄金の旋律を興味がないと言ったシオンに興味を持つ。
「これで宜しいですか、お姫様?」
シオンは恭(うやうや)しく頭を下げながらミリアを見る。
「ええ」
ミリアはエルドを見てから満足気に頷く。
その後エルドは口からエクトプラズムを吐きながら『嘘だ、嘘だ、嘘だ、嘘だ、嘘だ…』とずっと呟いていたとか……。
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