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どの位歩いただろうか
静かだった通路にゴーゴーと音が聞こえだし段々と音が大きくなってきた。
狭かった通路が突然拓けて滝の有る広い場所に出た。
「こっ こんな所に……」
翔は目を疑った 此処はかなり深い地下である。
だが、翔の目の前に古めかしい豪層な建物が姿を現したのである。
(う~んっ大変だっただろうな……これを建てた大工さん)
等と正直な感想は口に出さず
「じいちゃん 此処は一体?」と聞いてみたが
「いよいよ試練の時じゃ 行くぞ 翔」
翔の質問には答えず、祖父は扉を開け中へ入って行く。
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