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久しぶりの屋上は少し肌寒くて、でも温かい気がした。
ははっ・・・
『いるはずないよな…』
~♪
~~♪
フェンスに寄りかかり目を閉じて始めて逢った時と変わらない彼女の姿がそこにはあった。
『紫乃っ!!』
唄を止め目を開ける。
『久しぶりだね、要』
ずっと待ってたんだから
あの時逢いにきてくれてありがとう
ちゃんとお礼がいいたくてここでまってたんだぁ
僕は、ずっと君に伝えたかった・・・
紫乃にずっと、僕っ・・・
彼女は要の唇に指をあてた
ぇ…
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