螢火

出会い

それは突然だった。
いつもと何ら変わりない日
いつもと同じ一日

君を見つけた。

同じｸﾗｽだった君を
一人の 君という人間を見つけた。

道の外れの 背の高い雑草が生い茂る場所
誰も近づかない場所。
君が屈むとすっぽりと存在を隠してしまう程の高さの草は

隠れるのを助けてくれそうな
ﾐｽﾃﾘｱｽな雰囲気を醸し出している。