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君は細く 白い腕に 綺麗な黒髪。 それは柔らかく風に揺れていたね。 長い睫毛に 二重の瞳 そんな麗しい君に この3年間気づかなかったのは 何故だろう? それはきっと 口に入れると甘いけれど すぐにさっと溶ける お菓子みたいだったからだね。 そう、君は 綿菓子みたいだ。
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