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「止めて下さい、危険です!!!!」
「なら、取り返してみろよ。」
アンプルを取り返そうと、科学者が雨宮 啓斗の持つアンプルに手を伸ばす。
しかし、雨宮 啓斗はアンプルをわざと科学者から遠ざける。
そして、アンプルが壁へと向かっていく。
「パリ――ン!!!!」
アンプルが割れ、破片が辺りに飛び散る。
「痛っ・・・。」
ガラス片で切れたのか、人差し指から血が出ていた。
「親父に言いつけてやるからな、覚えてろ!!!!」
バ――ン!!!!
明らかに自業自得なのに、逆ギレをした啓斗はドアを蹴りで開け、外に出ていった。
そして、割れたアンプルのガラス片が妖しく光った・・・。
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