LEVEL.2

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「止めて下さい、危険です!!!!」 「なら、取り返してみろよ。」 アンプルを取り返そうと、科学者が雨宮 啓斗の持つアンプルに手を伸ばす。 しかし、雨宮 啓斗はアンプルをわざと科学者から遠ざける。 そして、アンプルが壁へと向かっていく。 「パリ――ン!!!!」 アンプルが割れ、破片が辺りに飛び散る。 「痛っ・・・。」 ガラス片で切れたのか、人差し指から血が出ていた。 「親父に言いつけてやるからな、覚えてろ!!!!」 バ――ン!!!! 明らかに自業自得なのに、逆ギレをした啓斗はドアを蹴りで開け、外に出ていった。 そして、割れたアンプルのガラス片が妖しく光った・・・。
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