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第二次世界大戦中
ロシア ペレストロイカ
山奥の細菌研究施設
「貴様のせいだ!!!!」
ドゴォン!!!!
そこで白衣を着た男と軍人が揉めていた。
「レイズ・ジル・ロ―ランド、貴様のせいで俺の部下は・・・!!!!」
白衣を着た男、レイズ・ジル・ロ―ランド博士は細菌研究施設の責任者で、ある新型ウイルスを作り上げたのだった。
「ウガァァァ!!!!!!」
ドゴォン!!!!ドゴォン!!!!
その直後に彼らが潜んでいた倉庫の扉を何かが叩く。
「俺は貴様を道連れに死ぬ。あんなのに殺されるのは御免だ。」
チャキ・・・。
軍人がハンドガンの銃口をレイズ博士に向けた。
「ヒッ・・・や、止めてくれ!!!!」
レイズ博士は怯えきった様子で壁に身を寄せる。
「アンタを殺して、俺も死ぬ。それが死んだ部下への最高の御供えだ。」
パァン!!!!
床にレイズ博士の遺体が転がり、床を血が伝っていく。
「ディノス、ダ―ト、ネオ・・・すまなかった。今、お前達の下へ行く。」
部下らしき者の名前を呼び、軍人は自分の頭を撃ち抜いた。
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