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『ああ、そうだ』
少女はぽんと手を叩いた。
『私、願いを叶えることができるの。3つ願いを叶えてあげる』
『本当に?』
『さっきも言ったでしょ。私は魔精。悪魔みたいに危害を加えたりしないわ』
『だけど、いきなりそんなこといわれてもねえ…』
チルノはしばらく考えてから申し出た。
『そうだ、あたい昨日から何も食べてないんだ。何か美味しい食べ物だしてよ』
『そんなものでいいの』
少女はつまらなそうに手から白い煙を出し、すぐさま大量のリンゴが出現した。
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