卒業

2/6
17835人が本棚に入れています
本棚に追加
/380ページ
俺の名前は高田信志 高校三年生だ とはいっても今日で卒業なんだがな、後輩たちや他の同級生は泣いている 当たり前か、だが、俺は悲しいよりもほっとした気持ちでいた、なぜかって? 「うぉぉぉぉぉぉぉぉ結局三年間信志のケツ掘れなかったぁぁぁぁ!!」 こう言う事さ この高校は男子校で、なぜかゲイが多い なぜかは知らないけど、3日に一回は襲われてたんだ その恐怖から解放されるから、ほっとしてるって訳だ 『卒業生退場。』 司会の卒業生退場の言葉により、体育館から出て教室に戻ることになった 教室 「じゃあ、お前ら!いつまでも元気でな!さようなら!!」 「「「「「先生ぇ!!今まで!!ありがとうございましたぁぁぁ!!」」」」」 「ばっ…………ばっきゃろー!そんなこといったら、畜生!! 目から汗が止まらねぇぜ!!」 「「「「「先生ぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」」」」」」 教室で同級生と先生が泣きながら抱き合うのを横目に、俺はそそくさと教室から出て、下駄箱に向かった 長くいると、他のクラスにいるゲイな方に襲われるからな 長居は無用だ 「「「センパァァァァァァイ!!第2ボタンプリィィィィィィィィズゥゥゥゥゥ!!!」」」 外に出ると、後輩達が血眼で俺の第2ボタンを奪いに来たので、一気に校門へむかって走り抜ける さすがに校門からでれば、後輩達はおってこなかった 変な所で律儀なんだな
/380ページ

最初のコメントを投稿しよう!