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俺の名前は高田信志
高校三年生だ
とはいっても今日で卒業なんだがな、後輩たちや他の同級生は泣いている
当たり前か、だが、俺は悲しいよりもほっとした気持ちでいた、なぜかって?
「うぉぉぉぉぉぉぉぉ結局三年間信志のケツ掘れなかったぁぁぁぁ!!」
こう言う事さ
この高校は男子校で、なぜかゲイが多い
なぜかは知らないけど、3日に一回は襲われてたんだ
その恐怖から解放されるから、ほっとしてるって訳だ
『卒業生退場。』
司会の卒業生退場の言葉により、体育館から出て教室に戻ることになった
教室
「じゃあ、お前ら!いつまでも元気でな!さようなら!!」
「「「「「先生ぇ!!今まで!!ありがとうございましたぁぁぁ!!」」」」」
「ばっ…………ばっきゃろー!そんなこといったら、畜生!! 目から汗が止まらねぇぜ!!」
「「「「「先生ぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」」」」」」
教室で同級生と先生が泣きながら抱き合うのを横目に、俺はそそくさと教室から出て、下駄箱に向かった
長くいると、他のクラスにいるゲイな方に襲われるからな
長居は無用だ
「「「センパァァァァァァイ!!第2ボタンプリィィィィィィィィズゥゥゥゥゥ!!!」」」
外に出ると、後輩達が血眼で俺の第2ボタンを奪いに来たので、一気に校門へむかって走り抜ける
さすがに校門からでれば、後輩達はおってこなかった
変な所で律儀なんだな
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