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「はいちょっとしみますよ~。」
「っ~~ぁ!! ふっ………っぅ~。」
メイドさんに消毒してもらいながら瑠奈は身悶える
無駄にエロい
「はぁ…………はぁ…………信志君速すぎよ…………。」
「あ、晴奈さん………速いって、何がです?」
肩で息をする晴奈に、信志は聞き返す
「何がって………走るのがよ………もしかして100m十秒台じゃないの………?」
「あぁ………いやさすがに十秒じゃなかったですよ………。」
たしか十一秒ジャストだった気がする
「なんでそんな速いのよ…………。」
「いやぁ、まぁ、鍛えてたんで。」
頬をポリポリとかきながら、曖昧な答えを信志は告げる
「鍛えてた? なにかスポーツでも……。」
「あっ、あっ!! だめ!! いたいいたい絶対しみる!!」
「え~でもこれぬらないと傷が残っちゃいますよ~えいっ!!」
「に゛ぁぁぁぁぁ!!」
晴奈の言葉を遮るように瑠奈は声をあげ、メイドは強制的に消毒液を塗りたくる
「はぁ………はぁ………瑠奈ちゃん可愛いわぁ………。」
「晴奈さん鼻血鼻血。」
ぶれないなこの人は
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