1986年の少年少女達

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スクリーンか、ブラウン管か何かを通して彼は 「見られている」そんな風に思った。 ステージが進むにつれ、彼と私の距離が広がっていく………。 彼は言った。 「笑いたい奴は笑え!信じる奴はついてこい!!」 私は確かにその時“オザキー!”と叫んだ気がする。 だけどそれは、感動したフリをしているだけだった。 そして、すべてが分かった。
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